セールのたびに商品名へ「ポイント10倍」や「クーポン配布中」を足していると、CSVを上げてからエラーで気づく、という流れになりがちです。上げる前に確かめておきたいのは、次の3つです。
- 各行が上限に収まっているか(楽天市場は255バイト、Yahoo!ショッピングは全角75文字)
- 収まらない行は、後ろから何文字を削ればよいか
- ①や㈱のように、〓(ゲタ)に化けたり登録エラーになったりする文字が紛れていないか
このツールは、商品名の列をまとめて貼ると、この3つを行ごとに並べて返します。
使い方
入力欄に、商品名を1行に1つずつ貼ります。ExcelやスプレッドシートでCSVを開き、商品名の列だけを選んでコピーすれば、そのまま貼れます。空の行は飛ばし、結果の行番号は貼った順のまま数えるので、元の表と突き合わせやすくなっています。
「上限を超える行を調べる」を押すと、先頭に判定した上限と件数(調べた行・超過・注意)、いちばん長い行の値が出ます。区切り線の下には、上限を超えた行と注意が付いた行だけが、空行をはさんで並びます。見出しには行番号と「超過」か「OK」、数えた値と上限、商品名の頭の部分が入ります。超過した行には、上限からはみ出す部分をそのまま載せるので、その文字列を削るか言い換えれば収まります。楽天では「1バイト超過・全角1文字ぶん」のように、全角で何文字ぶん削ればよいかも添えます。
結果欄の下の「上限」では、楽天市場の商品名(255バイト)、Yahoo!ショッピングの商品名(全角75文字)、Yahoo!ショッピングのキャッチコピー(全角30文字)を切り替えられます。Yahoo!は全角何文字ぶんかで表示し、半角が混じると「75.5文字」のように0.5刻みになります。収まった行も含めて全行の値を見たいときは、「上限に収まった行(OK)も出す」に印を付けます。どちらを変えても、結果が出ていれば押し直さずに数え直します。
仕組み
数え方は、半角の英数字と記号を1、全角文字を2とする、Shift_JISのバイト数です。楽天市場の商品名は255バイトまでなので、全角だけなら127文字、半角だけなら255文字にあたります。Yahoo!ショッピングは、公式の商品登録APIの仕様に「全角75文字(半角150文字)以内」、キャッチコピーは「全角30文字(半角60文字)以内」とあり、同じ数え方で150と60を上限にしています。
全角文字かどうかは、Shift_JISの基本の文字表(JIS X 0208)に載っているかで見分けます。丸数字やローマ数字、㈱や㎝のような単位記号、髙などの異体字、絵文字、アクセント付きの欧文字は、この表にない文字です。楽天の商品名にこうした機種依存文字を入れた場合、出店支援会社ブレイントラストの解説では〓(ゲタ)に置き換わるとされ、連携ツールWASABI SWITCHのマニュアルでは登録エラーで弾かれるとされています。どちらになっても残さないほうが安全です。そこでこうした文字は全角1文字、つまり2として数え、行ごとに「注意」として文字とコードを示します。幅のない空白のように画面では見えない文字は、コードだけを示します。
半角カナは、楽天では登録時に全角へ変換されるとされているため、全角に直した数で数えます。「ダ」のように濁点が付いたものは、全角にすると「ダ」1文字になるので2です。ほかに、タブが入った行(複数の列をまとめて貼ったおそれ)、先頭か末尾に空白がある行にも注意を付けます。
よくある質問
Excelの関数で数えた値と違います
ExcelのLENB関数でもバイト数は出せますが、①のような機種依存文字も普通の全角として2と数えるので、そうした文字が紛れているかどうかは分かりません。また、LENBは半角カナを1文字1と数えます。このツールは全角に直して数えるため、半角カナを含む行では値が大きくなります。
楽天の上限は本当に255バイトですか
楽天の正式な仕様はRMSのマニュアルにあり、ログインしないと読めません。このツールは、登録支援ツールのエラー一覧や運営支援会社の解説で一致している「255バイト(全角127文字)」を使っています。仕様が変わることもあるので、迷ったときはRMSの表示を優先してください。
Amazonには使えますか
Amazonの商品名の上限はカテゴリーごとに違い、数え方も文字数なので、このツールでは扱っていません。
貼った商品名はどこかに送られますか
送られません。数える処理は開いているページの中で動いているので、発売前の商品名や社内の型番を貼っても外には出ません。